同じ顔

 

 

 

物心ついた頃からみんなと同じようにすることがなんだか息苦しかった。小学生の時に弟が生まれて自分はいらない存在なんだと思った。中学生の時に嘘で塗り固められた家庭が壊れて、自己否定の思いから死にたいという気持ちに変わった。成人をしたあとに自殺を初めて試みた。

 

もうずっと言うならばわたしは心を病んでる。そんな心と生きてきた中にそれ1つとって自殺しても理解してもらえるんじゃないかという出来事がいくつかあった。

 

わたしはわたしで人は人だから比べるなんて間違っているのは分かっているし悲劇のヒロインぶるなと思うかもしれないけど、ちょっとやそっと何かあったくらいで同じような顔をしないで欲しい。

 

という考えに添って極端なことを言えばわたしだって戦争のない国に生まれただけ恵まれているとなるんだから、やっぱり比べるなんて間違ってるの。でも許せないのも本音で、だからこう人って、わたしって生きづらい。